2008年07月11日

Joel Coen, Raising Arizona(赤ちゃん泥棒), 1987

アクション、ホラー、コメディ、ドラマと、一つの映画でいろいろ味わえるお得な映画。そしてNicholas Cage主演。しかもHolly Hunterも出てる。きっとこれ、ものすごい昔に一度見たことがあったはず。最後のシーンだけおぼろげに覚えていた。でもこれ、子ども向けかと思ったら、アメリカとかヨーロッパ向けの映画なんだね。あの人たちはこういうので馬鹿笑いできる人たちだから。でもどうしてなんだろうか? それはともかく、スーパーでの大狂乱なんかには、カートーンの雰囲気よりも、80年代っぽさを感じてしまいますが、きっとそれも間違っているわけではないでしょう。古き良きアメリカとまで言うと、シーンに無茶苦茶そぐわないですが、どこか今の時代にはない無邪気さがある。

しかし田舎の馬鹿なアメリカ人のしゃべり方って、いっつもああなんだけど、これ、映画の中だからいいけれど、リアルで自分に向かってああいう風に喋られると、それがスワッピングを持ちかけているのでなくても、相手の顔面に一発ぶちかましたくなるよね。もちろん、アメリカの白人でも都会の人間はぜんぜんちがうはずだけど、やっぱり黒人のしゃべり方はかっこいいなあと思うよね、まあ映画とは関係ないけれどさ。

80年代か…… アメリカの田舎についてまだどこか肯定的な雰囲気を感じさせる映画が撮られていた時代だね。今思ったけど、国内イメージの変遷を映画で辿ってみるとなかなか面白いのではないだろうか、なんかと思ったりする。まあやんないけど。そういうわけで、今後イメージ的に墜落するアメリカの田舎を舞台にした心温まらないこともないコミカルな映画です。



posted by 映画狂人百歩手前 at 09:27| Comment(0) | TrackBack(1) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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『赤ちゃん泥棒』
Excerpt:  『赤ちゃん泥棒』 1987年(米)監督ジョエル・コーエン  強盗を繰り返すHIは、容疑者のデータとして写真を撮る警官のエドに恋をしていた。どうしようもなく好きで、ついにプロポーズし、結婚するが子..
Weblog: 映画批評ってどんなモンダイ!
Tracked: 2008-09-15 18:58
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