2009年02月06日

Wong Kar-Wai、Chungking Express(恋する惑星)、1994

「重慶森林」という意味の原題のこのウォン・カーウェイ第三作は香港映画のイメージを塗り替えることになった。むかしはテレビのゴールデンタイムでこの映画が放映されていたなんてことを今の人は信じるだろうか? これを見たのはきっと今回で三度目くらいだけれど、スクリーンで見られた幸せに浸ることのできる傑作で、まったく古びてない。ほんとにすごい作品。

まず、金城武がかわいい。死ぬほどかわいい。それからフェイ・ウォンがボーイッシュで死ぬほどキュート。それからトニー・レオンもまだほんと若くてほんとかわいい。この三人にやられます。それからクリストファー・ドイルのこれでもかっていうドイルな感じの映像。彼もこれで有名になった。まあ、どんだけこの映画がエポック・メイキングだったかって感じだよね。

だって今見ると、これ『アメリ』じゃない? ひとんちの鍵手に入れて、勝手に入って、缶詰取り替えたり石鹸新しくしたり、金魚水槽に足したり、フェイ・ウォンが好き放題するわけ。で、やられたほうはやられたほうで、石鹸に「おまえ太ったな」とか、シャツに「おまえ勝手に変わるなよ、アイデンティティを大事にしろ」とか話しかけるわけだ。はあ、素敵だ。

なんにしても、フェイ・ウォンの雰囲気だよね。お店でひたすら大音量で「夢のカリフォルニア」かけて、掃除なんかも上の空でいつもやってる変というか、頭のネジが二十本くらいぶっとんでる女の子。いいです。こういう子が周りにいたらいいなあっていう感じ。それとトニー・レオンっていう取り合わせがまたいいじゃないですか。いいね、ほんといいね。ウォン・カーウェイの映画が好きだなんて言ってると軽く思われるかもしんないけど、これは文句なく大好きと言うしかない。
posted by 映画狂人百歩手前 at 07:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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