2011年07月17日

Tsui Hark, Once Upon a Time in China III, 1993

ツイ・ハークの撮った『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』シリーズは三作どれも面白い。この「天地争覇」は三作目で、一番評価が低いけれど、なかなかどうして面白い。町中で繰り広げられるバトルに、獅子舞祭りの際のごったごた。最後のてんやわんやの戦いなど、どのシーンも見応えがある。

この監督は、カンフーをダンスの一種として見せている。戦いのシーンではまるでミュージカルのように人物が画面を踊りながら飛び交い、純粋な運動を見せてくれる。彼のそのような演出が一つの境地に達したのがこの「天地争覇」だと思う。ここでは一対一の戦いよりも、むしろ群舞が見所で、獅子の踊りなんかは、画面いっぱいを動きで満たせるために使われている。ツイ・ハークはカンフー界のバスビー・バークレーなのだ。

posted by 映画狂人百歩手前 at 09:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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