2011年09月28日

大島渚, Max, Mon Amour,1986

主演はCharlotte RamplingとAnthony Higgins、脚本はカリエール、撮影はラウール・クタール。大島渚がフランスで撮った映画。これは変な映画というジャンルのなかでも極めつけ変な映画。日本人監督が単身フランスに渡って現地の俳優で撮っているというのだけでも十分変だが、脚本もそれ以上に変。お猿さんと恋仲になった女性と、その夫の物語、ということはきっとタイトルからは想像できない。

変なことがおきているのに、主演の二人は表情を変えず、優雅な暮らしを案外普通に続けていたりするところが面白い。映画だからってけっこうむちゃくちゃなことをしているが、こういうのはけっこう好きだ。こういう映画は、むやみに意味づけをしたりすると面白くなくなる。猿は猿であり、それ以外の何ものでもない。そこんとこの表層にとどまって鑑賞するのが正しい見方だ。

どう考えても大島渚らしくないが、こういう変な映画がこっそり撮られていたってだけでも、やっぱり映画は面白いと思う。これは、見るべき映画だ。


posted by 映画狂人百歩手前 at 08:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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